料理好きの皆さんなら一度は耳にしたことがある「レミパン」。
料理研究家の平野レミさんがプロデュースしたこのフライパンは、その多機能性と使い勝手の良さで多くの家庭に愛されています。
しかし、過去には一時的に販売が中止されたことがあり、その理由や背景には多くの興味深い話が隠されています。
今回は、レミパンの販売中止の理由、その際の利用者の声、そして再販後にどのように改良されたのかについて詳しく掘り下げてみましょう。
販売中止となったレミパンとは?

まず、レミパンについて簡単におさらいしておきましょう。
レミパンは、平野レミさんが監修した多機能フライパンで、その特徴は以下の通りです。
- 多機能性:煮る、焼く、蒸す、揚げる、炒めるなど、さまざまな調理方法に対応
- 便利な機能:フタが自立する設計や、蒸気を逃がす調節可能なフタなど
- 使いやすさ:軽量で扱いやすく、焦げ付きにくいコーティング
これらの特徴から、料理の初心者からプロまで幅広い層に愛用されてきました。
レミパンの販売中止理由

便利で使いやすいレミパンですが、一時期、販売が中止されていました。
その理由は、製造元の会社の変更が要因のようです。
- 2001年:旧レミパンを販売開始(製造元 オダジマ)
- 2016年:新レミパンを販売開始(製造元 和平フレイズ)
2016年に新レミパンが販売開始になり、その直前の一時期の期間は旧レミパンを製造していなかった模様です。
製造会社を変更した理由はレミパンの改善だと考えられ、会社変更に伴うライセンス関連の整理や改善項目を具体化するのに時間がかかったようです。
よって、その期間はレミパンは製造中止・販売中止になったと考えられます。
現在では、従来の「レミパン・オリジナル」と新しい「レミパンプラス」が販売されています。
ちなみに、旧レミパンから新レミパンへの改善ポイントをまとめてみました。
では、次に改善された新レミパンの「レミパン・オリジナル」と「レミパンプラス」について解説します。
レミパン・オリジナル

レミパン・オリジナル(元祖レミパン)は、画期的な機能性と使いやすさで、多くの人々に愛されたフライパンです。
デザインはシンプルでスタイリッシュで、どんなキッチンにも馴染みます。
レミパン・オリジナルの機能をまとめましたので詳しく説明します。
ふっ素樹脂加工
レミパンの内面は傷つきにくい、高密度ふっ素コートです。
便利な蒸気穴
レミパンのフタの蒸気穴から水や調味料を入れられるので風味を逃がしません。
油ハネの心配もなく、キッチンまわりも汚れないのでおそうじの回数が減りますね。
また、吹きこぼれ防止に蒸気穴を開ければフタをずらさなくてもOKです。
水差し部は継ぎ目がなくなり、より使いやすくリニューアル。
中が見えるガラスフタ
レミパンの中の様子が見えるスタンド式ガラス蓋で調理がしやすいですね。
スタンド式
レミパンのフタはスタンド式なので置き場所に困りません。
立てて置いた時、フタの内側に残った水や油がフタの内部に溜まって落ちないのも嬉しいポイントです。
たっぷり入る深型
焼く・炒める・煮る、色々なお料理が楽しめる深型で、鍋底は鍋にいれた食材が回転しやすい形状になっています。
レミパンプラス

レミパンプラスはレミパンのデザインを踏襲した新フライパンです。
レミパン・オリジナルよりもさらに進化した機能性と使いやすさを備えています。
レミパンプラスの機能をまとめましたので詳しく説明します。
チタンフッ素EXコーティング
従来のレミパンよりも耐久性に優れたチタンフッ素EXコーティングを採用。
摩擦にも強く、より長持ちします。
よって、焦げ付きにくく、お手入れも簡単です。
ハンドル
シリコン樹脂製なので熱くなりにくく、持ちやすいですね。
ハンドルは着脱式なので洗浄が簡単です。
蒸気穴
フタの中央に大きな蒸気穴があり、より効果的に蒸気を逃がし、食材をふっくら仕上げてくれます。
まとめ
レミパンの販売中止には、製品の品質問題や製造元の変更、改良のための再設計といった複数の要因がありました。
しかし、その後の再販では、これらの問題がしっかりと解決され、さらに使いやすい製品として再び市場に登場しました。
現在では、多くのユーザーが新しいレミパンを愛用し、その多機能性と使い勝手の良さを享受しています。
もし、以前のレミパンを愛用していた方や、新しい調理器具を探している方がいれば、改良されたレミパンをぜひ試してみてください。
その便利さにきっと満足することでしょう。
今後も、平野レミさんの監修のもと、レミパンがどのように進化していくのか注目していきたいと思います。
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